エーアイシーテック株式会社

石川 貴大様：　当社は2020年に日立グループから独立して社名が変わっていますが、それまでのお客様ともお付き合いが続いています。メールマガジンの配信などデジタルマーケティングを本格的に進めるにあたって、私たちが持っているお客様の情報を一元管理し、情報発信に活用したいと考えていました。しかし、当時は顧客データをそれぞれの営業担当者が管理しているような状況だったのです。

お客様からいただいた名刺も各担当者が管理していたので、どんなコンタクト先があるのか、私たちは全くわからない状態でした。そのため、まずは過去5年分の名刺をデジタル化することになったのです。枚数は国内と海外を合わせて15,000枚ほどです。リソースが社内に不足していたため、外部委託が最適だという結論に至りました。

石川 貴大様：当社のデジタルマーケティングを支援しているコンサルタントから、候補企業として紹介していただきました。他にも何社か見ましたが、うるるBPOが価格的に最もリーズナブルでデータ入力の精度が高いと聞いていたので、最初から気になっていました。

依頼の要件として、品質と価格以外に重視していたのは、外国語への対応力です。名刺には海外のお客様も含まれているため、英語や中国語に対応してもらえることが必要条件でした。日本語しか対応できないところも何社かありましたが、うるるBPOは外国語にも幅広く対応しているので心強かったですね。海外の名刺をどのようにデータ化するのかも、仕様書などでわかりやすく説明していただいたので、納品のイメージが明確になりました。

石川 貴大様：コストパフォーマンスの高さと、業務の正確さに魅力を感じて導入を決めました。名刺のデータ化と一口にいっても、営業担当者は10名以上いるので情報を分類する上でも非常に手間がかかります。海外名刺の場合は、国名を調べながら記載することも必要です。その辺りもていねいに対応していただけることがわかったので、依頼するにあたって、不安は全くありませんでしたね。

名刺を管理するだけなら、管理ツールがいろいろと出回っていると思いますが、コロナ禍では名刺交換の機会が減っています。この期間を活用してデータ化を依頼できれば、今後のデジタルマーケティングやさまざまな施策に活かせるのではないかと思っていました。

石川 貴大様：名刺をデジタル化することで、一元的にメールマガジンを送れるようになったことは、非常に大きな成果だと感じています。今までは営業担当者が個別に送るしかなかったので、共通の情報を送ることが難しい状況でした。現在は、部署や業界ごとの切り口で分類しながら、最適なお客様に配信できるようになっています。

また、メールを送って終わりではなく、配信結果を分析しながら改善のPDCAを回せるようになりました。誰にどのようにアプローチしたのかなど、詳細データを一括管理できます。今後のマーケティングにそれらのデータを活用できるので、施策の精度が高まるのではないかと期待しています。

導入後に実施したデジタルマーケティングの施策で、お客様からの問い合わせや引き合いが10〜20%ほど増加しました。顧客データを一元化することで、営業担当者が日々の活動に活かすこともできているので、業務効率化に大きく役立っていると実感しています。

石川 貴大様：うるるBPOは幅広く入力作業を請け負っているので、名刺以外でも社内リソースが足りないときにはぜひ活用したいと考えています。例えば、アンケートの集計や名簿の管理など。うるるBPOなら、正確且つスピーディーに対応していただけるので、安心して任せられます。信頼できるパートナーとして、引き続きお願いできればと思います。