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膨大な書籍の在庫管理データをデジタル化。
組織としての信頼度の高さが、選んだ決め手に。

株式会社藤川紙業

仕入部 主任 藤川様
1948年の創業以来、古紙のリサイクル業務を通じて構築したコネクションをもとに、非鉄金属の卸売や倉庫業、産業廃棄物の収集など、様々な周辺業務を拡大させながら歴史を積み重ねてきた株式会社藤川紙業。取引先であった出版社からの依頼で、書籍の在庫を管理するにあたり、そのデータが紙の状態でしか存在していなかったことから、うるるBPOのスキャニング、データ入力サービスをご活用いただきました。紙を多く取り扱う事業の性質上、今後さらなるDX需要を見込んでおり、新規サービスの構築を含めてうるるBPOとの関係強化も視野にいれているといいます。
企業概要

株式会社藤川紙業
設立:1955年
事業内容:古紙、非鉄金属の卸売業/機密書類処理/倉庫業/紙製品、環境用品販売/産業廃棄物の収集運搬、処理

クライアントの課題・要望

書籍の在庫管理データのデジタル化

解決ソリューション

スキャニング、データ入力

うるるBPOへ発注する前の状態についてお聞かせください。

藤川様:もともと私の祖父が、駅の売店で売れ残った新聞を回収する事業からスタートした会社ですが、2000年代に入り出版社や新聞社との取引が増加。書籍の出入荷や在庫管理といった出版流通の世界へも、業務の幅を拡張してきました。通常は出版社による書籍の登録情報を活用して在庫管理を行うのですが、古い書籍の場合はシステム未登録のものもあり、在庫状況などを聞かれた際には紙に記載された情報と現物を照合する作業が発生することになります。

あるとき、約6000枚にも及ぶ紙に記載されたデータしか残っていない書籍の管理をご依頼いただきました。これをシステムに落とし込み管理するためには、デジタルデータ化するしかありません。社内で入力することも考えましたが、膨大な件数と限られた時間を考慮し、プロによるアウトソーシングの方法を探ることになりました。

うるるBPOを選んだ一番の決め手は何でしたか。

藤川様:うるるBPOについては、インターネット検索で知りました。そのほか、もともと取引のあった1社と、検索で見つけた1社の計3社で比較・検討することになりました。

その中で、見積り金額がもっともリーズナブルだったのがうるるBPOでした。また条件の詰め方や打ち合わせの進め方、接客態度、さらには情報セキュリティに関するISOを取得していることなど、多くの点でうるるBPOが他社より優っていたように思います。特に、私も普段は営業活動をしていますので、うるるBPOの営業担当者の細やかなフォローは心に響くものがありました。「こんな人材、ウチの会社にも欲しいな」と、思わず感じてしまったほどです。

また当社の都合で最終的に発注するまでに数ヶ月の時間を要してしまったのですが、その間もまるでこちら側の心を見透かしたかのように、絶妙なタイミングで定期的に連絡をいただきました。そのあたりも、組織としてしっかりした営業管理体制が整っていると感じさせ、企業としての信頼感や仕事を任せられる安心感につながったと思います。

納品データの仕上がりや納品までのスピードはいかがでしたか?

藤川様:当初の予定通り、元データを徳島センターに送付してからスキャニングは1週間で終わり、その後の2回の入力作業も含めて1ヶ月ほどで完了していただきました。納品されたデータはファイル名がとても丁寧に整頓されていたこともあり、その後検索や参照するうえで非常に使いやすいものに仕上がっていました。

納品までのスピード、入力データの精度ともに、とても満足できる仕上がりだったと感謝しています。

うるるBPOとのやりとりで、印象に残っていることはありますか?

藤川様:他社と比較・検討している際に、うるるBPOに関して唯一懸念材料として挙がっていたのが、海外で1次入力作業を行うという点でした。他の2社はいずれも国内での入力だったこともあり、特にセキュリティの面で大丈夫かなという不安を抱いていたのは正直なところです。

しかし実際に入力作業が始まると、担当している方から、書籍のタイトルの正確な表記などに関するお問い合わせを、幾度となくいただくようになりました。そのたびに、ただ機械的に入力しているとすれば気に留めないような元データの些細な表記揺れに気がつき、それを見過ごすことなく、その都度確認する姿勢と能力に感心していました。最初の不安はすっかり安心に変わり、これも今思えば、うるるBPOに頼んでよかったと感じられた大きなポイントかもしれません。

今後の活用についてお聞かせください。

藤川様:書籍や雑誌、新聞といった、私たちがこれまでリサイクル品として扱っていた紙媒体については、デジタル化が進んでいることもあり、取り扱いが減少することが予想されます。しかし一方で、アナログ状態でしか存在していない古い書籍や雑誌、データ化されていない企業社史のアーカイブ化など、取引のある出版社からDXに関するご要望をいただくことは増えると思います。

これから先、創業80年、そして100年と企業を継続させていくうえで、そのあたりを突破口として新たな分野を開拓することが不可欠です。紙媒体のDX化を一つの取り扱い業務として確立するためにも、うるるBPOには心強いパートナーとして、引き続きご協力いただきたいと思っています。

活用いただいたデータ入力サービス

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